趣味・体験談

美術館初心者向け|作品を楽しむための3つの考え方

美術館を楽しむ考え方

「美術館に行っても、作品の見方がよくわからない」
「絵の知識がないから楽しめない気がする」

そんなふうに感じたことはありませんか?

私も以前は同じように考えていました。

ですが実際、作品を楽しむのに、必ずしも専門知識が必要なわけではないんですよね。

「どういう心構えで作品を見ればいいのか」
「何を考えれば美術館を楽しめるのか」

本記事では、こうした悩みを持つ方に向けて、美術館で作品鑑賞を楽しむための3つの考え方を紹介します。

美術館巡りが趣味な私が実際に意識している考え方で、美術に詳しくない方でも実践できる内容なので、これから美術館へ行く方はぜひ参考にしてみてください!

👇美術館に行く前の準備や、一人鑑賞について知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

美術館で作品を楽しむための3つの考え方

美術館へ行くと、

「作品の意味がわからない」
「何を考えながら見ればいいのかわからない」

と戸惑うことがあるかもしれません。

ですが、作品を楽しむためには小難しく考える必要はなく、自分なりの見方ができれば十分なのです。

ここでは、私が作品を見る際に実際に意識している考え方を紹介します。

①正解ではなく「気になる」を探す

美術館に慣れていなかった頃は、作品を見るたびに、

「この絵は何を表現しているんだろう」
「作者は何を伝えたかったんだろう」

ということを気にしていました。

作品に込められた意味を理解することが、正しい鑑賞の仕方だと思っていたからです。

でも、美術の知識がない私には答えがわからないことも多く、そればかり気にしていると「あんまり楽しめてないかも」と感じることがありました。

何度か美術館へ行くうちに気づいたのは、正解を探して頑張って見た作品より、なんとなく気になった作品の方が記憶に残っているし、見ている間も楽しかったということです。

気になった作品を中心に見て、「どこに惹かれるのか」「何が気になるのか」を考えて思考を深掘りしていく鑑賞スタイルの方が、鑑賞後の満足感が高くなりました。

今思うと、そもそも何百と作品がある中で、立ち止まりたくなったり、もう一度見たくなること自体が稀有で素敵な出会いだと思うんですよね。

だからまずは、「気になる」を出発点として作品を鑑賞することをおすすめします。

その場では「なんとなく好き」と思っただけでも、あとから振り返ると、

  • 色使いに惹かれていた
  • 人物の表情が気になっていた
  • 自分の経験と重なっていた

など、自分の興味や嗜好に気づくこともあります。

それが面白いからこそ、私は無理に鑑賞の正解を探すより、まずは自分の「気になる」を大切にしたいと思っています。

②作者より先に自分の感想を大切にする

①の考え方でも触れたように、私は作品を見るときに、

「作者は何を伝えたかったんだろう」

ということを気にしていました。

美術の知識がないからこそ、作者の考えや時代背景などを知らなければ楽しめないと思っていたのです。

そのため、作品の解説を読んでは、

「なるほど、そういう作品なんだ」

と納得することはあっても、自分がどう感じたのかはあまり意識していませんでした。

そうなると、作品を鑑賞しに来たというより、解説を読みに来ただけのような気がしてしまいます。

そこで最近は、解説を読む前に、まず自分がその作品を見てどう感じたのかを考えるようにしています。

例えば、

  • 明るい感じがする
  • 不思議な気分になる
  • なぜか落ち着く
  • 少し怖い

こんな程度の感想です。

立派な感想を考えるよりも、まずは作品と向き合ったときに浮かんだ気持ちを大切にしています。

自分の感想を持ったあとで解説を読むことで、

  • 明るい印象を受けていたのに、実は悲しい背景があった
  • 穏やかだと思った作品に、作者の強い問題意識があった

そんな発見ができる楽しみがあり、視点が広がります。

今では、作品の解説文は、気になった作品をもっと楽しむためのオプションだと考えています。

③一つでも心に残れば十分だと思う

以前の私は、美術館にせっかく来たのなら何かをたくさん吸収しなければと思っていました。

  • 作品のことを覚えて帰りたい
  • 作者のことも知りたい
  • 展示の内容も理解したい

そんな気持ちがあったと思います。

でも実際には、一度の鑑賞ですべてを覚えることはできません。

美術館を出たあと、

「たくさん見たはずなのに、結局何が良かったんだっけ?」

となってしまう方がもったいないですよね。

本や映画でも、最初から最後まで全部見たからといって、内容をすべて記憶するのは難しいでしょう。

むしろ、印象的だった場面を中心に覚えていると思います。

美術館も同じなので、一度の鑑賞で多くを持ち帰ろうとしなくても構わないんです。

むしろ、「あの作品だけは忘れられない」という出会いがある方が、その後も長く心に残り続けます。

だから私は、たくさん作品について吸収しようと力を入れるより、一つでも心に残る作品との出会いがあれば十分だと思うようにしています。

その一つの出会いがその後の学びにつながることもありますし、豊かで価値ある体験といえるのではないでしょうか。

まとめ|美術館を楽しむために大切なのは「自分の感じ方」

美術館で作品を楽しむために、私が意識しているのは次の3つです。

  • 正解ではなく「気になる」を探す
  • 作者よりも自分の感想を大切にする
  • 一つでも心に残れば十分だと思う

美術館では、作品の意味を正しく理解しなくても大丈夫です。

大切なのは、自分が何に惹かれ、何を感じたのか。

その日の鑑賞で心に残る作品が一つでもあれば、それは立派な収穫だと思います。

私は自分なりの感じ方を大切にする鑑賞をするようになってから、それ以前よりずっと気楽に楽しめるようになりました。

美術館に慣れていない、何を考えて鑑賞すればいいのかわからない、という方は、ぜひこの記事を参考に、美術館での体験を楽しんでくださいね!

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やはぎ

大学の通信課程に在籍中の大学生です。
“参考になる情報発信”を念頭に。
勉強の習慣・効率化、通信制大学、日常で得た学びや体験についてを主に発信します。

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